1954-06-02 第19回国会 参議院 本会議 第57号
第二には、逆に首相の権限が極めて強大のために、首相が超過大の、而も法律に認められた指揮権を揮つて自衛隊を駆使し、以てクーデター的な政治行動に悪用することが警戒されておるのであります。更に第三には、自衛隊内部の陸海空三隊の軋轢確執を案ずる議論は、これをおろそかにしてはならないと考えます。
第二には、逆に首相の権限が極めて強大のために、首相が超過大の、而も法律に認められた指揮権を揮つて自衛隊を駆使し、以てクーデター的な政治行動に悪用することが警戒されておるのであります。更に第三には、自衛隊内部の陸海空三隊の軋轢確執を案ずる議論は、これをおろそかにしてはならないと考えます。
公労法適用の諸君は御承知のごとく団交権がありまして、それによつて終始権利を保有し、伸長して行くことができるのでありますが、一般職の者はその均衡がとれませんから、それを増すということであつて、主務大臣が勝手に権限を揮つて、その権利を縮小さすとか何とかいうような趣意でできてはおらんのでありまして、只今御心配のようなことは私なかろうと、実際の方面においてなかろうと、こう思つている次第でございます。
そこを一つ非常に恐縮ですが、もう一歩突き進めて現在の理想的でない現状にメスを揮つて頂かないと、しつつこいようでありますが、この決算委員会が何回も国鉄問題で回を重ねて同じようなことをお聞きしたり、或いは弾劾したりせねばならんというような甚だ好ましからざる傾向になつて行きますので、もう何回もおいでになつたのですから、この辺で一つ我々が咀嚼し得るような具体的な成案というものをお持ちを願いたい、どうでしよう
そして外部からちやんと紐が付いて、外部から口をきいて、相当そういうものが陰の権力を揮つておるという噂が高いのです。私は公開の席で言うのです。証拠があれば出せというのならば証拠も出す。紐付の人事、私はこれを排除してもらいたいと思う。そういう不明朗なものは速かに厚生省から追放して、山県人事を断行してほしい。我々は野党だけれども、大臣のバツクになつて、勇敢にやつてもらいたいと思う。
私としては、衛視諸君、あなたがたは暴力を揮つてはならん、暴力を揮つて、君たちは何のために君たちは役に立つたことになるか、結局日本を売ることになり、戰争に味方をすることになるぞ、暴力を揮つてはならんぞと言いましたところが、衛視諸君は、ことごとくそれを了としまして、(笑声)そうして極めて穏健なる、非暴力的な形態においてその職務を執行された。
(「あなたはどちらですか」「あなたは安保條約北賛成されたでしよう」と呼ぶ者あり)安保條約に賛成いたしましたが、併し再軍備に賛成したわけではないのでありまして、若し狂人が、刃を揮つて来まするならば、当然それに備えなければならない今日の現状を私は無視するのではありません。今日の現状では安全保障は確かに必要であると信ずるが故に投票をしたのであります。
又参加組合員に対しては、やたらに警棒を揮つて毆打したのであります。警棒使用に関しては明らかに警察官服務規程が定められているはずであります。これは、警察官に対して反抗し、その警察官の身体に迫害を加えられる場合にのみ、自衛上止むなく使用を許されたるものと存じておるのでありますが、このたびの警察官の行為はその服務規程に違反せる行為であることは明らかであります。
而も私はここで、なお、はつきり申上げたいと思いますが、そういうふうな結果になりつつある状態の中で、公益事業委員会の一人の委員が、特に一人の委員が、電気のことは自分が專門のようになされて、今の人事権その他に独裁的な権限を揮つておるという噂を聞きます。これも私の聞いた範囲で、松永安左衛門という偉い方だそうであります。
ことに石田博英副幹事長のごときは、例によつて腕を揮つてきめてしまつた。野党連合全体は朝の申入れもあり、即時退場しようとしたときに、残つていたのは社会党の土井君と椎熊三郎君だ。こうしてこの決定に基いて、かつ参議院側の情勢ともにらみ合せて、その上で党としての態度を決定して、そうして風早君たちにも帰つてくれと言つたのは御承知でしようね。経過のこまかな点は別として……。
そういう機帆船の業務の方に大きな影響を来さないように、日本の将来の経済に影響を来さないような、禍根を残さないような貨物の動き方をさせる、こういうことを監視し若しくは指導する、こういう機能をこの予算の上にも一つお認め願つて、そういう付帯決議でも頂きまして、そうして思い付きでありまするけれども、委員会、物資官廳、農林とか、商工省の方の物資官廳或るいは大蔵省の方、物資の方の采配を揮つておられる官廳並びに予算
○徳田委員 この日本肥料が終戰後肥料工業に対して非常に大きな力を揮つておつたのではないですか。すべてこの日本肥料の許可みたいなものを受けなければ、肥料会社は活動することができないようになつていたのではないですか。
その際における司法大臣は我々が憲政の神様として尊崇しておる、現に衆議院議員の尾崎行雄氏である、尾崎氏は内閣の一閣僚に向つて、起訴をするということは、倒閣の速かなる時期が到來することであるから、私情において忍びん、又同僚を起訴するというようなことに決判を與えるということは、私情においては忍びんけれども、法を守るために、涙を揮つて馬駿を斬るところの慨を以てこれに當られた。
小坂君の質問に、基礎物資の百二十品目くらいに止めたらどうかというのでありますが、現下の諸般の実情を見ますと、ただちにここに到達するのはむずかしいかと思いつますけれども、ただいま申し上げましたような原則を適用して、相当な英断を揮つて、統制すべきものは励行すると同時に、他方にいては統制をはずすというようにいたしたい考える次第であります。(拍手) [國務大臣岡田勢一君登壇]
單なる人員不足であるとか、あるいは國民の道義心のためというのは、これは事実でありますが、檢察当局がもつと大勇猛心を揮つて、そういう不当利得を占めるやみ行為を徹底的に彈圧するという氣魄を示していただきますならば、國民大衆もその政策には必ず協力を惜しまないし、また協力するような態勢が生れてくると私どもは信じておるのであります。
○武藤委員長 あなたは大阪へ行けという話のあつたときに、すでにやめてもいいとまで決心されましたし、宣誓もしておられるわけですから、ひとつ勇氣を揮つてほんとうのことがあつたら言つてもらいたいと思いますが、こういうことを言つておる者があるのです。
若くして東京日日新聞仙台支局長として新聞記者生活にはいられ、次いで明治四十二年、仙台市において日刊東北新聞を御創刊になりまして、その主幹となり、大いに健筆を揮つて立憲政治の進展のために御寄與に相なつたのでございます。なお地方政界に活躍せられまして、仙台市政その他地方公共のために、一身を顧みず、長年にわたつて御盡瘁に相なつたのでございます。
このような傾向の中にありとして、官公廳のストライキのみが猛威を揮つておるのであります。政府の最高指導者といたしまして、総理はいかなる見解をおもちでございましようか。 また全官公労働組合のストライキのごとき國営事業の爭議は、ひとり政府のみでなく、國会も重大な関係をもつておるのでありまして、常に爭議がこのような段階にはいつて初めて國会が眞劍に取上げるというのであつてはならないと考えるのであります。
併しその難局に処して、誠心誠意渾身の力を揮つて黙々として働こうというのが我々政府におる者の固き決意であります。(拍手)併しながらその政策が國民多数の不満を買つて、内閣が國会において少数になつたという曉においては、我々潔く職を他の政治家に譲ることを躊躇するものではありません。
(拍手)これには恐らく相当な犠性が必要と思いまするが、私は片山総理がこの点に関して非常な勇氣を揮つて、國のためにお盡しになること望んでおりまするが、(拍手)お考えを伺いたいと思うのであります。以上が私の質問の要旨であります。何とぞ率直明快なる御答弁を片山総理から伺いたいと思います。(拍手) 〔國務大臣片山哲君登壇〕
いかなることがありましても、われわれは暴力を揮つてはならないのであります。これはわれわれのほんとうの信條でなければならないと考えておる。しかるに先般來のあの議會の出來事は、報道機関をして、議會はさながら動物園化したと言われておる。われわれ何をもつて國民に顔向けがなりましようか。國民は、議會に出ておる議員は、われわれの代表として、眞に信頼できる人々が選擧されておると考えておつたのである。